総理、57年ぶり公式訪問 アルゼンチンと関係強化へ[2016/11/22 05:50]

 安倍総理大臣は、今回の外遊で最後の訪問国のアルゼンチンで首脳会談に臨みました。日本の総理大臣がアルゼンチンを公式訪問するのは57年ぶりです。
 
 安倍総理は祖父である岸総理大臣の訪問から57年が過ぎたことを振り返り、これからはもっと頻繁に往来する関係を築くと強調しました。
 安倍総理大臣:「これからもっと日本の総理大臣は私以外の、私の後継者も含め、頻繁にこの中南米において重要で美しく、素晴らしい優れたアルゼンチン訪問する、そういう関係になっていくことを確信をしています」
 アルゼンチンでは去年12月に政権が変わり、経済の自由化が進んでいます。日本としてはアルゼンチンの豊富な資源や農産物に注目していて、貿易や投資といった経済関係を強化する考えです。首脳会談では投資協定などの法整備を急ぐ方針で一致しました。安倍総理は記者会見を行って、アメリカのトランプ次期大統領やロシアのプーチン大統領との会談など、この外遊の重要な局面について記者団の質問に答えることにしています。

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