「駆け付け警護」実施部隊に一日8000円支給へ[2016/12/03 07:05]

 政府は、南スーダンのPKO(国連平和維持活動)に参加する陸上自衛隊の部隊に新任務の駆け付け警護を実施した場合、一日8000円を支給する方針を固めました。

 駆け付け警護は、離れた場所で国連職員らが武装集団などに襲われた際、自衛隊員が武器を使って助け出す新任務です。アフリカ・南スーダンの首都ジュバでは現在、陸上自衛隊の施設部隊約350人がPKOとして道路整備などを行っていて、これまでに国際平和協力手当として一日1万6000円を支給しています。政府は今後、駆け付け警護として任務を行った場合には、新たに8000円の手当を加えて支給する方針を固めました。交代でPKOを行う第11次要員が12日から、駆け付け警護などの新任務を行うことができるようになります。

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