“駆け付け警護”弔慰金上限を9000万円に増額[2016/12/06 10:10]

 政府は、南スーダンPKO(国連平和維持活動)に参加している陸上自衛隊の隊員が「駆け付け警護」を行って死亡した場合、弔慰金を現行の6000万円から9000万円に引き上げることを閣議決定しました。

 南スーダンの首都ジュバでは、陸上自衛隊の施設部隊がPKOとして道路整備などを行っています。今月12日から交代で任務を行う部隊からは、国連職員らが武装集団などに襲われた際、自衛隊員が武器を使って助け出す駆け付け警護などの新たな任務が加わります。政府は、駆け付け警護の任務中に隊員が死亡した場合、支払われる弔慰金の上限を6000万円から9000万円に増額することを閣議決定しました。さらに、駆け付け警護の任務を行った隊員には、8000円の手当を加えて一日2万4000円を支給することも決めました。

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