日米開戦の地・真珠湾…観光地ハワイのもう一つの顔[2016/12/06 16:56]

 今から75年前の1941年12月8日。日本の攻撃機がハワイ真珠湾にあるアメリカ海軍の基地を奇襲攻撃しました。太平洋戦争開戦のきっかけとなった「真珠湾攻撃」です。この攻撃でアメリカ側の死者は2400人以上に上りました。ハワイのオアフ島南部に位置する入り江「パールハーバー」。日本では真珠湾といわれ、ホノルル近郊にあります。この真珠湾には、日本の攻撃によって沈んだ「戦艦アリゾナ」から75年が経った今も船体から重油が流れ出しています。エメラルドの海ににじむ油は「黒い涙」ともいわれています。海面には油の膜があり、油が浮き上がってくる様子が見られました。この場所は観光客などが多く訪れる慰霊の場所となっています。今回、安倍総理大臣は歴代総理として初めて、沈没した戦艦アリゾナの上に立つ追悼施設「アリゾナ記念館」を訪れ、献花をする予定になっています。

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