“カジノ法案”最終攻防 問責、不信任で民進が抵抗[2016/12/14 17:04]

 会期末を迎えた国会は、いわゆるカジノ法案を巡って激しい攻防が続いています。民進党は廃案に向けて徹底抗戦する方針で、安倍総理大臣の問責決議案などを提出しました。

 カジノ法案は13日夜、参議院の委員会で自民党が提案した修正案が可決されました。修正案は、ギャンブル依存症対策の強化や5年以内に見直すことを盛り込んでいます。民進党は採決には応じましたが、法案には反対しました。民進党は14日朝、幹部が集まり、廃案に向けて徹底抗戦する方針を確認しました。参議院本会議でのカジノ法案の採決に先立って、民進党は伊達議長の不信任決議案を提出しましたが、与党などの反対多数で否決されました。続いて民進党は、安倍総理への問責決議案を提出しました。

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