カジノ法受けギャンブル依存症対策　閣僚会議発足へ[2016/12/22 23:46]

　いわゆる「カジノ法」が成立したことを受けて、政府はギャンブル依存症対策の閣僚会議を発足させ、26日に初会合を開くことを決めました。

　菅官房長官：「複合観光施設だけでなく、現在のパチンコとか競馬とかも色んな議論がありましたので、そうしたものを包括的に対応していきたい」
　先週、臨時国会で成立したカジノの合法化に道を開くIR（統合型リゾート）の整備推進法には、政府がギャンブル依存症対策を講じるよう明記されています。このため政府は、カジノだけでなく競馬やパチンコなど、すでに問題となっているギャンブル依存も含めて対応を協議し、新たな法整備を検討する方針です。26日に初会合を開く関係閣僚会議には、IRを所管する国土交通大臣や依存症対策を担う厚生労働大臣らが出席します。