中国初の空母が東シナ海を航行 防衛省が初めて確認[2016/12/25 11:53]

 中国初の空母「遼寧」が日本の海上自衛隊によって初めて東シナ海で確認されました。

 24日午後4時ごろ、海上自衛隊の護衛艦が東シナ海の中部の海域で、中国軍初の空母「遼寧」やミサイル駆逐艦などを確認しました。今のところ、領海侵犯はありません。25日午前中には沖縄本島と宮古島の間を通り、西太平洋に出る可能性があります。防衛省は警戒監視を続けています。一方、中国メディアは「海軍トップの司令官自ら乗り込み、指揮をしている」と報じています。アメリカなどを念頭に、西太平洋での作戦能力の強化をアピールする狙いがあるとみられています。

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