「高度外国人材」の永住権取得期間 1年を検討[2016/12/26 23:13]

 政府は高度な知識や技術を持つ在日外国人に対して、永住権の取得に必要な在留期間を現行の5年から1年に短縮する「日本版グリーンカード」を導入する方向で検討を始めました。

 菅官房長官:「現在、法務省で本年度内の導入を目指し、具体化に向けて検討を鋭意、進めている」
 永住権の取得要件の緩和は人手不足が深刻となるなか、国際的に有能な人材の獲得を図る狙いです。現在の制度では学歴や職歴、年収などをポイントに換算していて、今後はポイントの高い、特に優秀な人材を「高度外国人材」と位置付けます。永住権の取得に必要な在留期間は5年から1年に短縮する案が検討されていて、政府は今年度内の導入を目指す方針です。国内に滞在する高度外国人材は2015年末時点で約3800人で、3分の2が中国籍とみられます。

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