辺野古の埋め立て工事10カ月ぶり再開 県の敗訴受け[2016/12/27 17:14]

 政府が埋め立て工事を再開しました。

 アメリカ軍普天間基地の移設を巡る裁判で沖縄県側の敗訴が確定したことを受けて、政府は27日午後2時、約10カ月ぶりに移設先となる辺野古の埋め立て工事を再開しました。現場では、朝早くからクレーン車が資材のようなものを運ぶ姿が確認されていました。
 沖縄県・翁長知事:「沖縄県民の怒りと悲しみはすごいものがありますから、そう簡単に物事は進みませんよと申し上げたいと思っている」
 一方、政府は、沖縄の基地負担を軽減するためには普天間基地の移設が欠かせないとの立場を崩していません。
 菅官房長官:「我が国は法治国家であって、政府として今回の確定判決、及び和解の趣旨に従って埋め立て工事を進めていく」

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