“北ミサイル”を日米共同監視 日本海にイージス艦[2016/12/30 10:32]

 海上自衛隊とアメリカ海軍が今年の秋から共同で北朝鮮のミサイル発射を監視していたことが明らかになりました。

 北朝鮮は今年に入ってから核実験を2回行い、弾道ミサイルの発射を20回以上繰り返しています。また、9月には北海道沖にノドンとみられる中距離弾道ミサイルを同時に3発、着水させるなど緊張感は高まっています。そのため、日本政府はミサイルに対する破壊措置命令を8月から常に出し続けていて、迎撃ミサイルを搭載した海上自衛隊のイージス艦を日本海に展開させています。しかし、イージス艦が整備や補給などで任務から離れる空白が生じるため、9月以降、その空白の間にアメリカ海軍がイージス艦を展開していることが分かりました。自衛隊の任務をアメリカ軍がカバーすることは極めて異例のことです。

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