日本とEUのEPA交渉巡り、自民が議員連盟を設立[2017/01/17 07:03]

 自民党は日本とEU(ヨーロッパ連合)のEPA(経済連携協定)の交渉が進むなか、農産品への悪影響など対応を協議する議員連盟を設立しました。

 自民党・西川公也衆院議員:「TPP(環太平洋経済連携協定)はぎりぎりの線で決めたということでありますから、当然、基準の一つにはなると思って良いんじゃないでしょうか。それよりも深掘りをすると、こういうことは今のところ、全く考えていません」
 日本とEUのEPAはアメリカのTPP離脱が濃厚になるなか、ヨーロッパの大きな市場や自由貿易の促進を狙って締結を目指しています。EU側は日本にチーズや豚肉などの関税の引き下げや輸入枠拡大を要求しています。ただ、ヨーロッパにはブランド力の強い産品が多いこともあって協議が難航し、去年末、大枠合意が見送られていました。18日からブリュッセルで再び首席交渉官による交渉が始まる予定です。

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