「地域に米の関与不可欠」 総理、東南アジア歴訪で[2017/01/17 11:57]

 東南アジアなど4カ国を歴訪した安倍総理大臣は、「地域の平和と繁栄にアメリカの関与が不可欠」という考えを強調しました。

 今年、初めての外遊はアメリカと中国を強く意識したものでした。
 安倍総理大臣:「(トランプ次期米大統領の)就任後、できるだけ早い時期に会いたい。首脳会談を行いたいと考えています」
 今回の外遊で安倍総理は、TPP(環太平洋経済連携協定)参加国のベトナムなどの国内手続きを後押ししました。脱退を表明しているトランプ新政権に政策転換を促す考えです。中国が軍事的拡大を続ける南シナ海に隣接するフィリピンやインドネシアでは、法の支配と平和的解決の重要性を確認しました。安倍総理は17日午後に帰国し、早ければ今月末にもトランプ新大統領と会談して、アジアの諸問題に協力して取り組むことを求める考えです。

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