菅官房長官 官僚らの国会答弁作成をAIで負担軽減へ[2017/01/19 21:05]

 通常国会の開会を前に菅官房長官は、AI(人工知能)などを活用して、閣僚らの国会答弁を作成する公務員の負担軽減を目指す考えを強調しました。

 菅官房長官:「経済産業省においては、国会の作業の一部を自宅でできるような整備を進めているほかに、人工知能等の技術の一部を応用できないか、こういうことを検討している。政府内において国会業務の一層の効率化を進めて参りたい」
 閣僚らの国会答弁を作成する作業が国家公務員の長時間労働の原因の一つであると指摘されています。経産省では、過去5年分の国会の会議録をAIに学習させ、政策課題や論点をまとめさせるなど2016年度中に実験を行い、実用化に向けた課題を整理する方針です。政府はその結果を受けて、他の省庁にも取り組みを広げたい考えです。

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