石破氏が党執行部に苦言 “退位”巡る意見集約で[2017/01/27 20:08]

 自民党の石破前地方創生担当大臣は、天皇陛下の退位を巡る党内の意見集約について「進め方に多くの問題がある」と述べ、執行部の対応に苦言を呈しました。

 石破前地方創生担当大臣:「静かに議論をするというのはクローズドな場で閉ざされた場で、限定された人数でやることが静かな議論だとは思わない」
 自民党は、天皇陛下の退位を巡る党内の意見集約を役員会のメンバーを中心に少人数で進めていて、他の議員については今月中は文書による意見提出を受け付けるとしています。石破氏は「わずか数日で、この大変な問題についてペーパーが出せるとは思わない」と指摘し、執行部に対して提出期限の延長を求めました。これに対して茂木政調会長は、事情があれば来月でも受け付けると説明し、理解を求めました。

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