米での雇用創出の提案も 安倍・トランプ会談で[2017/02/02 11:47]

 トランプ大統領と10日に首脳会談を行う安倍総理大臣は、インフラの輸出などを通じてアメリカでの雇用を数十万人規模で増やすと提案する考えです。さらに、日米両国で通商から安全保障まで広い分野にわたる閣僚級協議を新たに立ち上げることも目指しています。

 政府はアメリカの雇用を生み出すため、高速鉄道などのインフラ整備にJBIC(国際協力銀行)を通じた融資を行うことなどを検討しています。また、政府は両首脳の信頼関係だけでなく、「複層的な関係を築きたい」として、麻生副総理や岸田外務大臣らが通商政策や安全保障分野を幅広く協議する閣僚級の枠組みを作る方向で調整を続けています。

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