“辺野古移設”岩礁壊す許可更新せずに工事の方針[2017/02/02 15:01]

 沖縄県のアメリカ軍普天間基地の移設を巡り、政府は3月末に期限が切れる岩礁を壊す許可を再申請せず、工事を進める方針であることが分かりました。

 沖縄県のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古沖への移設を巡っては、仲井真前知事が政府の申請に応じて漁業権の設定された海域で岩礁を壊す許可を出していましたが、3月末に期限を迎えます。ただ、政府は地元の漁業組合が辺野古沿岸の漁業権を放棄したことを理由に許可を更新する必要はないと判断し、このまま工事を進める方針です。翁長知事は辺野古への移設に強く反対していて、政府が工事を進めた場合、新たな訴訟も辞さない構えです。

こちらも読まれています