河野統合幕僚長 日報での「戦闘」表現に注意を指示[2017/02/10 05:53]

 南スーダンでPKO(国連平和維持活動)を行っている陸上自衛隊の日報に参加5原則に抵触する「戦闘」があったと記されていたことについて、河野統合幕僚長は表現に注意するよう現地の部隊に指示しました。

 河野統合幕僚長:「こういう議論にも発展したので、使っちゃいけないではなくて、『戦闘』というものは(原則に抵触する)そういう意味を持っているということを現地部隊に認識させたということ」
 日報には、死者が200人以上出た去年7月のジュバ近郊での大規模な衝突について「戦闘」と書かれています。河野統幕長は「PKO参加5原則に抵触する状況までは至っていない」と強調しました。また、防衛省は9日、民進党に新たな日報を開示しました。ここでも「戦闘」と表現されていて、戦車やヘリコプターも投入された状況が生々しく記されています。

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