蓮舫代表 長時間労働規制に取り組む考え強調[2017/02/10 23:49]

 民進党の蓮舫代表は、過労死で家族を失った遺族などが主催する集会に参加し、改めて長時間労働の規制に取り組む考えを強調しました。

 集会には、過労によって家族を失った遺族や労働組合の関係者など約350人が参加しました。
 娘を過労死で亡くした高橋幸美さん:「経済成長のためには国民の犠牲はやむを得ないのでしょうか。娘は戻りません。娘の命の叫びを聞いて下さい」
 集会では電通の新入社員だった高橋まつりさんの母親・幸美さんのメッセージも紹介され、幸美さんは「働く人の命が犠牲になる法律を作らないで」と訴えました。
 民進党・蓮舫代表:「働き方改革、響きは良いです。でも実態はどうか。本当に必要なのは、人を大事にするのは規制の緩和ではなくて強化です」
 現在、政府は「働き方改革」の法案を検討していますが、蓮舫代表は労働時間の上限設定やインターバル規制の導入など実効的な規制を目指し、民進党が国会に提出している法案の審議を求めていく考えを強調しました。

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