「期待できる」「違和感」 日米“蜜月”で与野党[2017/02/11 20:54]

 安倍総理大臣とアメリカのトランプ大統領の初会談は、蜜月ぶりが際立っています。与野党幹部から評価と懸念の声が上がっています。

 自民党・高村副総裁:「トランプ大統領が『米軍を受け入れてくれている日本国民に感謝する』。選挙中の言葉からみれば考えられないようなことをおっしゃった」
 自民党の高村副総裁は「極めてうまくいった会談だ」と評価しました。また、麻生副総理とペンス副大統領による新たな対話の枠組みについても、「期待できる」としました。
 民進党・蓮舫代表:「安倍総理は一貫してTPP(環太平洋経済連携協定)を粘り強く説得していくと言っていたものがあっさりと2国間の交渉という形に落ち着いた。なぜ姿勢が急に変わったのかはやはり説明をしてもらいたい」
 民進党の蓮舫代表は、尖閣諸島が日米安保条約の適応範囲だと確認したことを評価する一方で、トランプ大統領の入国制限措置を巡る安倍総理の対応について「相当、違和感がある」と批判しました。

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