韓国外相 総領事館前の少女像 「適切でない」[2017/02/18 05:53]

 G20(主要20カ国外相会合)のためドイツを訪れている岸田外務大臣は、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と会談し、釜山の日本総領事館の前に設置された慰安婦を象徴する少女像の撤去を求めました。

 会談で、岸田大臣は「慰安婦を象徴する少女像の設置は極めて遺憾だ」と述べ、撤去するよう要求しました。これに対して、尹外相は「総領事館の前の設置は国際社会の礼儀上、適切でない。可能な限り努力している」と述べました。会談後、岸田大臣は、一時帰国している長嶺駐韓国大使らの帰任について「全く決まっていない」と述べ、韓国側の対応を注視していく考えを示しました。また、岸田大臣はロシアのラブロフ外相とも会談し、北方領土での共同経済活動に関する次官級協議を来月18日に、外務・防衛大臣会合を来月20日に開催することで一致しました。

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