陛下の退位巡り衆参議長ら協議 全体会合開催へ[2017/02/24 00:05]

 天皇陛下の退位を巡り、衆参両院の議長らは各党からの意見を踏まえて、来週にも全体会合を開くことを決めました。今の国会での法整備に向けて、意見の隔たりを埋めたい考えです。

 川端衆院副議長:「全体会議で、まずはそれぞれの党が各党の論点の情報を共有して、意見交換の場としたい」
 衆参両院の議長、副議長は各党からの意見を受けて、今後の議論の進め方を協議しました。与党側が今の天皇陛下に限って退位を認める特例法が望ましいとする一方で、野党の多くが皇室典範を改正して恒久的に退位を認める制度を主張していて、大きな隔たりがあります。議長らは、早ければ来週にも全体会議を開き、来月中旬までに国会としての考えをまとめる方針です。

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