総理「一切関わっていない」森友学園への国有地売却[2017/02/24 11:50]

 国会では、24日も大阪府の学校法人「森友学園」に国有地が格安で払い下げられた問題を巡って政治家の関与がなかったか野党が追及を続けています。

 (政治部・安間由太記者報告)
 民進党は「政治家の口利きは一切、なかったと断言できるか」と迫り、安倍総理大臣は語気を強めて反論しました。
 安倍総理大臣:「私が言ったのは、この売却の問題、認可の問題について、私と家内、安倍晋三事務所も一切、関わっていないと申し上げた。もし、関わっているなら、私は政治家として責任取ると明言したわけですから。私だって職をかけて答弁してるんですよ。真面目に聞いて下さい。私と家内は、売買と認可について全く関わりがないと申し上げた。私が申し上げられるのはそこまでだ」
 安倍総理はさらに、森友学園が開設する予定の小学校を当初、「安倍晋三記念小学校」として寄付を募っていたことについて、「再三断ったにもかかわらず、名前を使われたことは極めて遺憾だということを伝えた」と説明しました。また、この小学校は安倍総理の妻・昭恵夫人が名誉校長となっていましたが、辞任を申し入れたことを明らかにしました。野党側は「格安での払い下げは、政治家の関与抜きにはあり得ない」として、今後も厳しく問いただす方針です。

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