民進「原発ゼロ」前倒し断念 支持団体に配慮?[2017/02/28 20:05]

 民進党は、「原発ゼロ」の達成時期の前倒しを来月の党大会で発表することを断念しました。最終的な結論は、次の衆議院選挙の公約で示す予定です。

 蓮舫代表は、「原発ゼロ」の目標を「2030年代」から「2030年」に10年近く前倒す案を検討していましたが、支持団体の連合が反対し、党内でも賛否が分かれていました。28日の幹部会合では、来月12日の党大会では、具体的な前倒しの時期は示さずに、脱原発への取り組みを説明することが確認されました。今後も議論を続け、次の衆議院選挙までに結論をまとめる方針です。また、党大会では、新たな党のキャッチフレーズを「未来を選ぶ」とすることも確認しました。選挙の立候補者の数を男女同じに近付ける取り組みなど、女性の政治参加を中心とした活動方針を訴えることにしています。

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