北朝鮮が弾道ミサイル4発発射 3発がEEZ内に[2017/03/06 09:00]

 北朝鮮が6日朝に弾道ミサイルを発射したことを受けて、菅官房長官は会見を行いました。

 菅官房長官:「北朝鮮のミサイル発射について読み上げを致します。本日7時34分ごろ、北朝鮮西岸より4発の弾道ミサイルが発射され、そのなかに我が国の排他的経済水域内に3発、落下したものと思われます。なお、詳細は現在、分析中であります。総理には発射後、直ちに報告を行い、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対し、迅速・的確な情報提供を行うこと、航空機・船舶等の安全確認を徹底すること、不測の事態に備え、万全の態勢を取ることの3点について総理から指示がありました。また、政府においては、官邸危機管理センターに設置している北朝鮮情勢に関する官邸対策室において情報を集約するとともに、関係省庁局長級会議を開催し、対応について協議をした。なお、引き続き確認中であるが、現時点において付近を航行する航空機や船舶への被害報告等の情報は確認されておりません。今回の弾道ミサイルの発射は我が国の排他的経済水域内に落下したとみられ、我が国の安全保障に対する重大な脅威である。また、航空機や船舶の安全確保の観点からも極めて問題のある行為であるとともに、安保理決議への明白な違反であります。我が国としてこのような北朝鮮による度重なる挑発行為を断じて容認できず、北朝鮮に対し、厳重に抗議を行うとともに、最も強い表現で非難をしました。引き続き情報の収集・分析に全力を挙げ、今後、追加して公表すべき情報を入手した場合には速やかに発表したいと思います」

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