南スーダンPKO施設部隊を5月末に撤収へ 政府[2017/03/11 05:50]

 政府は、南スーダンPKO(国連平和維持活動)に派遣している自衛隊の施設部隊を5月末に撤収させることを決めました。

 安倍総理大臣:「南スーダンに派遣中の自衛隊施設部隊は、現在、従事している道路整備が終わる5月末を目途に、その活動を終了することを決定致しました」
 南スーダンPKOへの陸上自衛隊施設部隊の派遣は2012年1月に始まり、首都ジュバの周辺でインフラ整備をしてきました。去年11月には、国連職員らが襲われた場合に救出にあたる「駆け付け警護」の任務も新たに付与されていました。菅官房長官は撤収の判断について「施設整備に一定の区切りが付いた」と説明し、「治安の悪化が理由ではない」と強調しました。現地のPKO司令部への要員派遣は継続する方針です。

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