サウジ国王、実務開始 夜には安倍総理と会談へ[2017/03/13 11:46]

 サウジアラビアのサルマン国王が国王として46年ぶりに来日しました。13日は岸田外務大臣と、さらに世耕経済産業大臣とも会談するなど、主要閣僚との協議が続いています。そして、夜には安倍総理大臣と首脳会談を行い、脱石油依存を目指すサウジアラビアへの経済協力について話し合う予定です。

 岸田大臣との会談は午前11時前から迎賓館で始まりました。約20分間、政治や文化面など幅広い分野での2国間関係の強化について協議しました。サウジアラビアは輸出総額の9割を石油に依存していますが、原油価格の値下がりで景気の減速が続いています。安倍総理は夜の首脳会談で、再生可能エネルギーの導入を含めた経済協力を打ち出す考えです。また、「イスラム国」への対応など中東情勢についても意見交換します。サルマン国王は15日まで日本に滞在する予定です。

こちらも読まれています