天皇退位は「特例法で」 衆参議長らが取りまとめ[2017/03/16 05:56]

 天皇陛下の退位について衆参両院の議長らは、皇室典範の付則に明記したうえで、特例法で「一代限り」の退位を認めるとした国会としての取りまとめ案を各党に示しました。

 衆議院・大島議長:「立法府の各会派の意見を取りまとめて、できるだけ共通項を探った」
 議長らが示した案は、新たな特例法を定めて今の天皇陛下について退位を認めます。政府に対しては、憲法違反との指摘を避けるために「皇室典範」の付則に特例法との関係を書き込むことを求めます。さらに、今後の強制的な退位を避けるために「国民の理解と共感」など、法案に今回の退位に至る事情を書き込むことなどを求めます。17日に各党、各会派の正式な了承を得て、政府に伝える方針です。

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