今国会初の憲法審査会 緊急事態条項巡り意見割れる[2017/03/16 11:53]

 衆議院は、今国会で初となる憲法審査会を開き、大災害などが発生した時の緊急事態条項を巡って与野党の見解が分かれました。

 自民党・上川元法務大臣:「(非常事態において)国会議員の任期延長等の手当てを憲法上、行うことは、民主的コントロールを貫徹し、国民主権を機能させるために必須である」
 民進党・枝野前幹事長:「国会が自ら自分たちの任期を延長するというのはお手盛りとなりかねず、単純に過半数で認めればよいというわけにはいかない」
 また、公明党の北側憲法調査会長も「議会制民主主義の根幹に関わる事柄だ」として慎重な姿勢を示しました。共産党は「憲法審査会は動かす必要はない」として、憲法改正の議論自体に反対しました。

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