「テロ等準備罪」法案を与党了承 21日閣議決定へ[2017/03/18 05:51]

 自民・公明両党は、国際的な組織犯罪を準備段階から取り締まる「テロ等準備罪」、いわゆる“共謀罪”を新設する法案を了承しました。21日に閣議決定される見通しです。

 自民党・茂木政調会長:「テロの防止、そして、情報収集、また、国際社会とのテロ防止に向けた緊密な連携等々のために必要な法案。ぜひ、この国会で成立を図って参りたい」
 テロ等準備罪を新設する法案はテロ対策としての狙いを強調するため、法案のなかに「テロリズム集団」という文言を追加するなど原案を修正しました。公明党の石田政調会長は「国民の理解が深まるようしっかり説明、答弁して頂きたい」と述べ、政府に対して丁寧な説明を求めました。これを受けて政府は21日に閣議決定し、今の国会での成立を目指す方針です。

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