お互いの“軍備”に遺憾と懸念 日ロ防衛相会談[2017/03/20 17:01]

 稲田防衛大臣はロシアのショイグ国防相と会談し、ロシア軍が北方領土に師団をつくることやミサイルを配備した問題について「遺憾だ」と抗議しました。

 稲田大臣は、ショイグ国防相と1時間20分余り会談しました。稲田大臣は、北方領土にロシア軍が師団をつくることや地対艦ミサイルを配備した問題に「遺憾である」と伝え、抗議したのに対し、ショイグ国防相は「ロシアの国防のためだ」という考えを示しました。一方、ショイグ国防相は、日本に配備されているアメリカ軍のミサイル防衛システムについて、「アジア太平洋地域の戦略バランスを崩す恐れがある」と懸念を示しました。これに対し、稲田大臣は「北朝鮮からのミサイルに対応するものだ」と理解を求めました。

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