“森友”国有地払い下げ 安倍総理「忖度なかった」[2017/03/27 23:33]

 森友学園への国有地払い下げ問題で、安倍総理大臣は「忖度(そんたく)は全くなかった」と話しました。

 安倍総理大臣:「私の妻がですね、講演に行ったことも近財局長は全く知らなかったわけでございまして、そういう意味においてはですね、当然、忖度の働く余地は全くなかったと言ってもいいのではないか」
 森友学園への国有地売却を巡って、野党などは昭恵夫人付きの職員が問い合わせたことにより、財務省が「忖度」して対応を急いだのではないかなどと批判しています。また、日本維新の会の松井代表は「安倍総理は忖度があることを認めて説明するべきだ」と指摘しました。こうしたなか、安倍総理は27日の国会で、問い合わせに関して「忖度が働けばゼロ回答にはならない」と強調しました。さらに、国有地の売却についても影響は与えていないとの認識を示しました。

こちらも読まれています