自民、国政調査権発動も視野 「偽証の疑い濃い」[2017/03/29 05:56]

 自民党は、森友学園の籠池理事長の証人喚問での証言に偽証の疑いがあるとして、国政調査権の発動も視野に調査する考えを示しました。

 自民党・西村総裁特別補佐:「(籠池氏の)証言と事実と違う点をしっかり詰めていきたいと思っているが、さらに国政調査権の発動も視野に入れて、さらに精査を進めていきたい」
 証人喚問で籠池氏は、安倍昭恵夫人から100万円の寄付を受け取り、それを学園の職員が郵便局に入金したと証言していました。しかし、自民党は、払込用紙の筆跡が「籠池氏の妻のものではないか」と指摘し、用紙の原本を入手して鑑定すべきだと主張しました。さらに、「安倍晋三記念小学校」の名前で寄付金を募っていた時期について、籠池氏は「ほんの一瞬」と証言しましたが、自民党は「2年から3年にわたって行っていたと思われる」と指摘しました。自民党は、籠池氏の証言が嘘だと明らかになれば、偽証罪での告発も視野に入れています。

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