日中国交正常化45周年 関係改善求める声[2017/04/13 07:08]

 日中国交正常化45周年の記念事業を行う実行委員会が設立され、尖閣諸島を国有化した5年前と比較して関係改善を求める声が上がりました。

 程永華駐日中国大使:「5年前の国交正常化40周年は、周知の原因によりまして、双方が企画していた多くの記念行事が途中で打ち切られました。今年の記念行事が5年前の轍(てつ)を踏むことはないか関心を持つ人もいます」
 日中国交正常化45周年、日中平和友好条約締結40周年を記念する事業の実行委員会で来賓として出席した程永華駐日大使は、尖閣諸島を国有化した2012年に言及し、「各界が心配している」と牽制(けんせい)しました。実行委員会の最高顧問に就任した自民党の二階幹事長は「日中関係を真剣に心配している人も多いが、お互いに努力しなければならない」と述べました。

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