今村復興大臣 震災巡る“失言”で辞任の意向[2017/04/25 23:35]

 今村復興大臣が東日本大震災を巡り、「まだ東北の方だったから良かった」などの発言の責任を取り、辞任する意向を固めました。

 今村復興大臣:「(社会資本の毀損も)25兆円という数字もあります。これがまだ東北で、あっちの方だったから良かった。首都圏に近かったりすると、莫大(ばくだい)な、甚大な額になった」
 今村大臣はその後、発言を撤回して謝罪しましたが、この後、同じパーティーに出席した安倍総理大臣は「東北の方々を傷付ける極めて不適切な発言で、総理大臣としておわびさせて頂きたい」と述べ、陳謝しました。これに対して、野党側からは「被災者の心を傷付ける暴言だ」などとして辞任を求める声が出ていました。今村大臣は3週間前にも福島県などの自主避難者について「自己責任だ」などと話して謝罪したばかりで、25日の発言を受けて辞任の意向を示しました。

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