天皇陛下の退位 特例法案の骨子 政府まとめる[2017/04/27 00:05]

 政府は天皇陛下の退位を可能にする特例法案の骨子をまとめました。退位に至る経緯として天皇陛下の「お気持ち」に触れています。

 法案の骨子は衆参両院の議長から各党派に示されました。法案の名称は「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」とし、退位に至る経緯について「国民は陛下のお気持ちを理解し、共感している」と明記しています。退位については法律が施行される日とし、次の天皇にあたる皇嗣が「直ちに即位する」としました。祝日となる天皇誕生日を「12月23日」から「2月23日」に改めるとしています。この特例法の根拠となる規定を皇室典範の付則に明記することとしました。5月の大型連休明けには、法案のより具体的な内容となる要綱を各党派の代表者による全体会合で示す予定です。

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