日英首脳会談 北朝鮮問題で緊密連携で一致[2017/04/29 05:52]

 来月のG7サミットを前に、イギリスを訪問中の安倍総理大臣はメイ首相と会談し、北朝鮮が新たな段階の脅威になったことで一致しました。

 先日のプーチン大統領との会談に引き続き、今回のメイ首相との会談でも注目は北朝鮮情勢でした。
 安倍総理大臣:「北朝鮮の核・ミサイル開発や東シナ海及び南シナ海情勢をはじめ、法の支配に基づく国際秩序に対する深刻な挑戦に直面しています。こうしたなかで、日英が地球規模で緊密に連携していくことでメイ首相と一致したことは、大変、意義深いと思います」
 一方で、メイ首相も「北朝鮮に圧力を加え続けて、非合法な核兵器の使用に反対しなければならない」と厳しく非難しました。会談では、イギリスのEU(ヨーロッパ連合)離脱が両国の経済に与える影響について協議したうえで、安倍総理は日系企業の円滑な企業活動の維持のために対応を求めました。また、日本とEUのEPA(経済連携協定)について、早期の大枠合意を実現するため、緊密に連携していくことで一致しました。

こちらも読まれています