“次の元号”手続きは、「平成」選定時を踏襲[2017/05/05 17:14]

 天皇陛下の退位と新天皇の即位に伴う新たな元号について、政府は「昭和」から「平成」に改元した際の選定手続きを踏襲する方針です。

 政府が1979年に定めた「元号の選考手続き」などに従って、学者が考案した候補名から数個の原案を絞り込み、有識者会議などを経て1つに決定します。政府は広く国民から案を募集することも検討しましたが、過去に使われていないことや商標登録されていないことなど配慮すべき点が多いため、見送られる方向です。新たな元号は、手帳やカレンダーなどへの影響を考慮し、事前に公表することが検討されています。

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