集中審議で森友問題の再燃狙う野党 籠池氏も傍聴[2017/05/08 11:50]

 国会では安倍総理大臣らが出席して集中審議が行われ、野党側は森友学園や今村前復興大臣の失言問題などを追及しています。

 (政治部・延増惇記者報告)
 委員会室には森友学園の籠池前理事長が傍聴人として登場しました。8日朝の理事会で、野党側は籠池氏の参考人招致を求めましたが、与党側は拒否しました。このため、籠池氏は傍聴人として委員会室に入り、審議を見守っています。
 民進党・福島伸享議員:「安倍昭恵夫人が一番、密接に関わっている。部内者として、名誉校長として。そうではないと否定するんだったら、安倍昭恵夫人がこの場で説明すればいい」
 安倍総理大臣:「私は相当、この問題についてはですね、家内のことについても誠実に答弁をさせて頂いておりますよ。誠実に答弁させて頂いているにもかかわらず、一方的にですね、籠池さんになりかわってここで非難をされているのはいかがなものか」
 一方で、財務省は、籠池氏が公表した財務省とのやり取りの音声記録が本物であることを確認したと明らかにしました。野党側は8日の質疑者の半分以上が森友問題を取り上げ、この問題を再燃させたい考えです。

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