“共謀罪”19日委員会採決か 会期末迫り行方は混沌[2017/05/17 17:53]

 「テロ等準備罪」いわゆる“共謀罪”法案ですが、17日の採決は見送られたようです。

 (Q.今、国会はどうなっていますか?)
 本来であれば、17日午後3時まで衆議院の法務委員会で安倍総理大臣も出席して質疑が行われ、その後、与党の判断で採決という予定だったのですが、17日朝、野党4党が金田法務大臣の不信任決議案を提出しまして、審議は中断されたままです。今後の動きですが、18日の衆議院本会議で金田大臣の不信任決議案は否決される見通しです。これにより、法務委員会の審議は19日に再開され、恐らくまた、与党の判断で採決に踏み切り、そこで可決される見通しです。法案は23日の本会議でも可決されて参議院に送られるとみられますが、6月18日の会期末まで3週間余りしかありません。与党の当初、描いたスケジュールからはだいぶ遅れていて、法案の成立のためには会期の大幅延長が必要だという見通しも強くなっています。加計学園の文書問題も取り沙汰されて、終盤国会は混沌としてきました。

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