安倍総理 G7サミットへ出発 対北朝鮮で結束を確認[2017/05/25 11:49]

 安倍総理大臣はイタリアで開かれるG7サミットに出席するため、日本を出発しました。弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮に対して、G7が結束して強いメッセージを打ち出せるかが焦点です。

 (政治部・藤川みな代記者報告)
 安倍総理は、北朝鮮のミサイル問題は東アジアだけでなく、世界の脅威だと訴えてG7で圧力を強めたい考えです。
 安倍総理大臣:「G7で一致結束して、毅然(きぜん)として対応していく。そのための議論をリードしていきたい」
 このほか、イギリスのマンチェスターで大規模なテロが発生したことを受けて、テロ対策も重要な議題です。そして、経済では貿易を巡り、アメリカのトランプ政権が保護主義的な政策を打ち出しているため、各国との溝が深く、自由貿易の推進に向けてどこまで明確なメッセージを出せるか不透明な情勢です。今回、安倍総理のサミット出席は6回目で、ドイツのメルケル首相に続く古株です。安倍総理としては、初めての参加となるトランプ大統領と各国との橋渡し役を務めながら議論をリードしたい考えです。

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