「女性宮家の創設検討」明記で了承 今国会で成立へ[2017/05/31 15:03]

 天皇陛下の退位を実現する特例法案の付帯決議について、衆議院の議院運営委員会の理事会が行われ、「女性宮家の創設を検討」と明記することで与野党が了承しました。

 付帯決議を巡っては、自民党が「皇族数の減少は先延ばしできない重要な課題だ」とする案を示していましたが、民進党は具体的に女性宮家の創設について期限を区切って検討することを明記するよう求め、調整が行われてきました。決議案では女性宮家の創設を検討することが盛り込まれた一方で、国会への報告期限は明示されませんでした。特例法案は来月1日、衆議院での審議が行われます。今週中に衆議院を通過し、来月18日までの今の国会で成立する見通しとなりました。

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