退位特例法成立 新元号、日程など具体的課題検討へ[2017/06/09 11:54]

 天皇陛下の退位を実現する特例法が成立しました。今後は退位の日付や新しい元号など、準備に向けた課題に取り掛かることになります。

 安倍総理大臣:「実に200年ぶりに退位を実現するものであり、この問題が国家の基本、長い歴史、未来に関わる重要な課題であることを改めて実感しました。遺漏なきよう、しっかりと施行に向けて準備を進めて参ります」
 特例法には今の天皇陛下一代に限って退位を認め、退位後の呼び名を「上皇」とすることなどが盛り込まれています。今後は退位の日付やそれに伴う儀式、新たな元号の決定と公表のタイミングなど、退位の実現に向けた具体的な課題に取り組むことになります。

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