与党は否決方針 金田大臣の問責決議案を提出 [2017/06/14 05:56]

 「テロ等準備罪」、いわゆる“共謀罪”法案を巡り、民進党と共産党は金田法務大臣の問責決議案を参議院に提出しました。与党側は否決する方針です。

 民進党・蓮舫代表:「きょうも言っていることが二転三転。国民の不安を増幅させている責任はとても重いと思います」
 さらに、民進党は加計学園の問題で「事実の隠蔽に加担している」として、国家戦略特区を担当する山本幸三規制改革担当大臣の問責決議案を提出しました。この2つの問責決議案は14日の参院本会議で採決され、与党などの反対多数で否決される見通しです。与党側は“共謀罪”法案をあくまでも今の国会で成立させる方針です。野党側は内閣不信任決議案の提出も検討していて、国会の会期末が18日に迫るなかで与野党の攻防は激しさを増しています。

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