受動喫煙の防止法案 今の国会への提出は見送り[2017/06/15 07:02]

 受動喫煙を防止するための法案を今の国会に提出することが見送られました。

 受動喫煙防止法案は東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、厚生労働省と自民党が今の国会での提出を目指して協議を続けてきました。焦点となった飲食店の扱いについて、原則、屋内禁煙を求める厚労省に対して、自民党側は一定の面積以下の店では「喫煙」「分煙」などと表示をすることで喫煙を可能にすることを求めていました。国会の会期を延長する可能性が低くなり、お互いの歩み寄りがないまま法案を審議する時間が見込めないことから、14日、自民党の執行部は法案提出を断念することを確認しました。

こちらも読まれています