あす総理出席で審議へ 「加計問題」追及の行方は?[2017/06/15 16:59]

 いわゆる“共謀罪”法案の採決も終わって、国会は18日には閉会となりますが、この加計問題の追及は今後、どうなっていくのでしょうか。

 (政治部・吉野真太郎記者報告)
 15日午後になって動きがありました。16日午後、参議院で安倍総理大臣が出席して3時間の集中審議を行うことが決まりました。
 民進党・蓮舫代表:「もっとたっぷりと時間を取って、総理自身が問題ない、自分は関係ないと言っているのであれば堂々と長時間の予算委員会、様々な委員会の場所をもって話をするべきだ」
 このように話した蓮舫代表ですが、自らは質問には立ちません。民進党側はさらなる議論の場が必要だとして国会が閉じた後、衆議院でも審議を行うよう求めています。一方で、政権側としては文部科学省、内閣府の双方に調査を指示したうえで、国会でも説明することで「逃げた」「隠蔽体質」という批判をかわしたいところです。16日の委員会のポイントは「総理の意向」があったかどうかということになりますが、安倍総理としてはいかに処理が適正だったかということを訴えて世論の理解を得たい考えです。

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