“サイバー”演習も ホワイトハッカー育成トレセン[2017/06/20 17:03]

 東京オリンピック・パラリンピックに向けて発足したサイバー版の「ナショナルトレーニングセンター」が本格的な演習を開始しました。

 総務省は今年4月、サイバー攻撃を防ぐ専門の訓練所を創設し、全国の高等専門学校や大学などを通じて若手の人材を集めてきました。セキュリティーの技術開発を指導し、ハッカーに対抗できる、いわゆる「ホワイト・ハッカー」として育て上げたい考えです。20日から始まった演習は、自治体の担当者ら全国47都道府県の3000人に規模を拡大してサイバー攻撃から防御する方法を訓練しています。総務省ではこうした演習を通じ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの際に増加すると想定されるサイバー攻撃に万全を期したいとしています。

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