稲田大臣“罷免”自民応じず 野党臨時国会召集要求[2017/06/29 11:47]

 自民党と民進党の国会対策委員長が会談し、民進党は安倍総理大臣が稲田防衛大臣を罷免(ひめん)することや臨時国会を速やかに開くよう求めました。

 会談で山井国対委員長は稲田大臣の選挙応援での発言を受け、防衛大臣の資格はないとして野党4党による安倍総理に対する稲田大臣の罷免要求書を竹下国対委員長に手渡しました。また、加計学園の問題を巡り、「安倍総理は国民に説明すると言ったのだから、国会を開くべきだ」として国会の閉会中審査か臨時国会を速やかに召集するよう迫りました。しかし、竹下氏はいずれも応じませんでした。野党側はこの後、大島衆院議長に対して憲法の規定に基づき、安倍総理が臨時国会を召集するよう働き掛けてほしいと申し入れをすることにしています。

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