完全失業率6カ月ぶりに悪化 雇用改善で転職増加[2017/06/30 17:00]

 総務省は、先月の完全失業率が3.1%だったと発表しました。6カ月ぶりの悪化です。

 先月の労働力調査によりますと、完全失業率は前の月に比べて0.3ポイント増加し、去年12月の3.1%以来の水準で6カ月ぶりの悪化となりました。男女別に見ると男性は0.3ポイント高い3.2%、女性は0.3ポイント高い2.9%となっています。また、勤め先の都合による離職が8万人減少し、自己都合による離職が3万人増加しています。総務省では、雇用情勢の改善を背景に、より良い条件を求める転職などが増えたとみて、雇用動向は着実に改善しているとしています。

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