民進「蓮舫体制では…」 野党明暗 共産は存在感[2017/07/03 11:50]

 東京都議会議員選挙から一夜が明けました。民進党は徹底的に政権批判をしましたが、不発に終わりました。また、共産党は存在感を示す結果になりました。

 (政治部・村上祐子記者報告)
 民進党の野田幹事長は安倍政権と真っ向から対決してきただけに、今回の結果に対して悔しさをにじませました。
 民進党・野田幹事長:「民進党が政府・与党の問題点を明らかにし、攻め込んでいったことが安倍政権へのノーという意思表示につながったと自負はありますけども、都議選のなかで存在感を示すことができなかったことは残念であります」
 執行部の責任について野田幹事長は明言を避けましたが、松原都連会長はこの後、辞任を表明する見通しです。党内では蓮舫代表を降ろすような表立った動きはなく、現状の体制が続きます。一方、今回の選挙で存在感を示した共産党は、次の総選挙を念頭に野党共闘の姿勢を強めていく考えです。民進党としては、今後は共産党との選挙協力をはじめ、連携の在り方が問われることになりそうです。

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