2016年度「ふるさと納税」 4年連続増加 総務省[2017/07/04 23:29]

 総務省は、ふるさと納税の寄付額が2016年度は2844億円と、前の年度に比べて1.7倍に増えたことを明らかにしました。自治体が返礼品を充実させたことで、4年連続の増加です。

 最も多かった自治体は宮崎県都城市の73億3300万円で、次いで長野県伊那市、静岡県焼津市などとなっています。ふるさと納税は、応援したい地方自治体に寄付をすると、寄付額のうち2000円を超える部分が住民税や所得税の一部から控除される制度で、控除額の上限が2倍に引き上げられたおととしから利用が急増しています。返礼品競争が過熱したため、総務省は高額な返礼品の自粛を要請しましたが、自粛が進めば寄付額の低下にもつながり、各自治体は頭を悩ませています。

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